3Dプリンター (ツール)

RBSの部品の造形には殆ど3Dプリンターで行っています。

3Dプリンターと言ってもいろいろ方式がありますが、私の所有しているのはもっとも普及しているFDM方式(又はFFF方式)の物です。リールにまかれた糸状の樹脂を溶かして、造形テーブル上に断面パターンを描画しながら積層していく方式です。

最近は価格もこなれてきて数万円でも結構良いものが買えます。但し、使い勝手はまだまだ家電レベルではなく、自分で機械のメンテナンスができないと長期間にわたり活用は難しいですね。(ノズルが詰まったら解消、消耗パーツを交換の交換、等を自分でやらないといけませんので、普通のインクジェットプリンタよりかなり面倒です)

造形は100μのピッチで積層ですから、それなりにきれいな仕上がりとなりますが、とにかく時間がかかります(100μの層を何百と積み上げるわけですからね)

ちょっと大きめの部品だと7〜8時間かかります。なので、ほとんどの場合は夜寝ている間に造形しています。

最初に造形した時は、何もないところに徐々に造形物ができてくるようで結構感動物でした。見たことのない人はこちらの動画を再生してみてください。↓

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